「エターナル・サンシャイン」 | ソラの木

「エターナル・サンシャイン」

最近、観たい映画がなくて困っていた今日この頃。
そんな中、この映画は公開前から恋い焦がれていた映画でした。

いやぁ~良かった!!
「ヒューマンネイチュア」のバカバカしさと、「マルコビッチの穴」のぐちゃぐちゃさ&今回は辛口ながらも恋愛のロマンチシズムも加わって、素敵な大人の恋愛映画になっておりました。

といたく感動して観終わった後。
周りを見回してみると「わかんなーい」「なんだったの?あれって?」みたいな感想がちらほら。まあ、上映中にいびきかいて寝ているおばちゃんとかがいたので、予感もあったのですが。

で、ふと思うのですが。
「わかる」「わからない」って一体なんなんでしょう?
確かに現在・過去・妄想などが錯綜していて、いわゆる物語的な部分を追うのは難しい作品かもしれないけれど、言ってしまえばこの映画はそんなことどうでもいいのだ、と思うのです。
とゆーか、そこが面白い!と思うのです。

だってそれは現実生活では味わえない体験だから。
もちろん、物語で感動させる映画もいいけど、なんか次元が曲がっちゃったような映画って観ている側の次元も曲げてくれるような不思議な体験ができてワタクシは好き。特に自分の観たことのない、体験したことのない、想像を越える映像表現ってやっぱりワクワクしちゃいます。

まあ、でもこれはかなり好みと言うか、趣味が入ってると思うので、上記あげた2本(だって、「ヒューマンネイチュア」の監督・「マルコビッチの穴」の脚本家だし)が気に入っているなら、観て間違いなし!だと思います。

で、ワタクシ的には、

「いやぁ~。も一回みたい!」

まる。