「タッチ・オブ・スパイス」 | ソラの木

「タッチ・オブ・スパイス」

こういう映画は感想が難しいのですが、
一言で言ってしまえば「好きな映画」です。

大きな感動のうねりはないけれど、映画を観終わったあとに、
「ああ、いい映画だったな」と素直に思えるような。

映画の中に一貫して流れる世界観も好きでした。
ただ少し意外だったのは、内容的にはとても社会派の映画だったということ。

ギリシア移民を扱った重いテーマを、それこそスパイスの味付けで、
わかりやすく、かつファンタジックに見せてくれた秀作でした。